兵庫県議会議員 くりやま雅史
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インターンインターン生の声18期生平本 冴

平本 冴(ひらもとさえ)

同志社大学 社会学部 2回生

『ガツンときました。このままではいけない。変わらなくちゃいけないと思った』


インターンを始めたきっかけ

 私がインターンを始めた理由は、他の人と少し変わっていると思います。
 私は大学で海外ボランティアサークルに所属していて、去年の夏に貧困問題について学ぶためにフィリピンへ行きました。そこでゴミ山(フィリピンにはゴミを燃やしてはいけないという法律があります)の近くの劣悪な環境の中で暮らさざるを得ない方々と交流をする機会がありました。
 彼らはフィリピン政府による開発事業のために、都市から強制移住をさせられたスラム住民です。劣悪な環境のため平均寿命が50歳…。安定した職がなく、収入がないため、子どもを学校に行かせたいのに、行かせることができない。食べるものがない時は、ゴミ山の中にあるものを拾って食べる…。こんなひどい現実をどうすれば変えられるのだろう。学生の私に何か出来ることはないのだろうかと考え、色々とお話をうかがい、勉強をしていくうちに、原因はたくさんあるけれど、汚職政治や政府の腐敗等が横行していることから、フィリピンの政治に問題があるのではないかということに気付きました。
 その時、私はかなり単純な考えだったと今では思うのですが、フィリピン政府に対してどうしてこうなるんだと、怒りの感情を持ちました。そして、フィリピンの政治について勉強したいと思うようになりました。しかし、その一方で私は気づきました。日本の政治もロクに知らないのに、外国の政治を学ぼうとするのは順番が違うと。そんな時、1回生の時にやろうとして結局やめた議員インターンシップの存在を思い出し、日本に帰ったら議員インターンシップをして、まずは日本の政治を学ぼうと決意したのです。

自分の甘さを思い知る

 栗山インターンはイベントがとても多く、毎日が本当に充実していました。仮想選挙、後援会でのクイズ・研究テーマ発表、中間報告会、模擬議会、ポスティング、朝立ち、新聞発表、石井インターンとの合同プレゼン合宿、生きがいプロジェクト、調査・観光。たくさんのイベントがあり、毎日何かの準備で忙しくしていました。家に帰ってからもひたすら準備する日が続き、ほぼ毎日寝不足でした(笑)
 しかし残念ながら、完璧にこなすことが出来たと胸を張って言えるような仕事はないかもしれません…。準備がいつもぎりぎりまで終わらなかったり、仕事に漏れがあって、栗山さんからご指摘を受けたりと、一発で「5の評価の仕事」をする事はなかなか難しいものでした。

 自分の能力の低さ、知識の少なさを多くのイベントを通して思い知り、恥ずかしく、情けない気持ちでいっぱいの毎日でした。失敗と反省を何度も繰り返して、先を見通す力の大切さや、いつも本当にこれで良いのかという批判的視点を持つことの大切さを痛感しました。

素敵な出会い

 栗山さんは縁を大切にしていらっしゃる方だということもあって、栗山インターンでは素敵な出会いがたくさんありました。特に、栗山さんと3人の仲間には良い刺激をたくさんもらいました。

 栗山さんの仕事をすぐにこなす姿、常に周りの事を考えて行動する姿、どんな時でも手を抜かず仕事に取り組む姿、そして私たちインターン生に真剣に向き合ってくださる姿を見て、私もいつの日かこのような熱くて出来る大人になりたいと思うようになりました。
 また、栗山さんには、仕事面だけでなく、私の内面でダメなところについても指摘をいただきました。
 「冴ちゃんは人に頼りすぎている。もっと自分の頭を使いなさい。」
 ガツンときました。正直言われた直後はショックで、立ち直るのに時間がかかりました(笑)。今までなんとなくわかっていたのですが、真剣に直そうとしてきませんでした。しかし、栗山さんからその指摘をされて、「このままではいけない。変わらなくちゃいけない」と認識し、直そうと行動に移しているところです!今では本当に感謝しています。

 メンバーの3人とはなんとまだ出会って2か月しか経っていません!!(今この文章を書きながらかなり驚いています(笑))しかし、春休みを毎日朝から晩まで一緒に過ごし、辛いことやしんどいことも一緒に乗り越えてきたお陰で、今はなくてはならない大切な存在になりました。
 このメンバーの間では、お互いの良いところ・ダメなところを正直に言い合っていました。私は今まで自分の良いところがわからなくて自信のない人間だったのですが、みんなに言ってもらえて客観的に見た良いところを認識することができました。もちろんこれから直していかなければならないダメなところもたくさん見つかりました。それはこれからの日常生活の中で少しずつ直していこうと思います。

終わりに

 栗山インターンに入る前、このホームページを見て「先輩たちみたいに熱くなれるかな?」と不安に思ったことがありました。しかし、気付いたらインターンにどっぷりとはまっていました。それは仕事をするときはする、遊ぶときは遊ぶというオンオフのはっきりとした栗山インターンだったからだと思います。
 辛いこと、苦しいこと、逃げ出したくなったこともあったけれど、いつもメンバーのみんなが、またOB・OGの方が、奥さまの絵里さんが、そして真剣に向き合ってくれる栗山さんが居てくれたからこそ、最後までやり遂げることができたと思います。
 何かに無我夢中になりたい人、自分を見つめ直したい人、素敵な仲間に出会いたい人は是非栗山インターンを選んでほしいです!!

 この2ヶ月間は人生のターニングポイントといって良いくらい、意味のある2ヶ月間でした。これからの人生、路頭に迷った時は、この2ヶ月間の栗山インターンを思い出したら答えがでるような、そんな気がします。 

 最高の2ヶ月間を、ありがとうございました。
 そしてこれからもよろしくお願いします!

前兵庫県議会議員 くりやま雅史 - インターン/インターン生の声/18期生/平本 冴

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