　議員インターンシップが終わり、新たな一歩を踏み出している現在の私ですが、正直、何から書いたらいいのか分からないです。振り返れば振り返るほど、今まであれほど濃い２ヶ月があっただろうか？そう思ってしまいます。春休みだったはずですけど、ほとんど休んで無かったですね(笑)。授業を受けていたときより早起きでした(笑)。２ヶ月間、よくここまで全力疾走していたな、と。自分なんて、ほんとにまだまだですが、とりあえず、まずは２ヶ月を走りぬいた自分を褒め、それから２ヶ月を振り返っていこうかな、と思います。

きっかけ

　私が議員インターンシップを知ったきっかけは、くりやまインターン13thOBで、私の大学の部活の先輩である天田さんの紹介でした。私は大学生活を過ごしていくうち、今まで愛媛の田舎で過ごしてきたからなのか、神戸にきて知らないものが多すぎる、と感じていました。それに加えて、将来やりたいことも見つからないままでした。だから、自分の知らない世界をどんどん見ていって、知らないものを知っていきたい、そう思うようになっていました。そうすれば、将来の何かやりたいことが見つかるきっかけになるかも、と。
　そこで舞い込んできた議員インターンシップの話。議員なんて話したことないし、全然知らない！！政治なんてよくわかんない！！！やったらやるしかない！！！！
　そう思って、申込み、偶然天田さんと同じ栗山さんのところへ行くことに決まり、びっくりしましたが、これも何かの縁だと思い、２ヶ月を頑張って過ごそうと思いました。

私の２ヶ月

　私の２ヶ月は、簡単にいうと
「いかに自分が無力で、いかに自分が無知で、いかに自分が人として未熟な人間であるか」
を２ヶ月かけて気付かされた、というものでした。

　活動はたくさんありました。くりやま雅史後援会の運営と研究テーマ発表、クリクリカップ（ゴルフコンペ）の運営、包括外部監査報告書への質問作成、西宮市大学交流センターへの提言書作成、アクタ空き店舗プロジェクトなど…。ブログを読み返すだけで、たくさんのことを鮮明に思い出します。
　しかし、私のなかでは２ヶ月の中で満足できた活動が１つもなく、結局どこかで栗山さんや他の４人の力に頼っていて、自分の能力じゃどうしようもなかったのがすごい悔しくて、自分に腹が立ってました。でも、それが今の自分の現実で、今はどうしようもないことであることも分かっていました。だから、みんなを見返したいし、人としてもっと大人になりたいし、頭の回転が速くなりたいし、根性が欲しい。そうやって、今までにない向上心が自分に沸いてきました。

　そのように、自分を見つめ直す機会を頂きながらも、もう一つ気付いたことがあります。最後の活動として、パワーポイントで写真と音楽のスライドショーを作ったのですが、写真を１枚１枚見ていくうちに、この２ヶ月で１人だったことはなくて、楽しい時も、辛い時も、いつも４人がいてくれたこと、スタッフの知奈美さんが、何でも聞いてくれたこと、そして、栗山さんはいてくれたことに気付きました。　パワポ作りながら、家で、1人で泣いていました(笑)。
　ここまで人に感謝したことはなかったです。厳しいことも進んで言ってくれる、本当の仲間に出会えたんだと、私は気付きました。本当にうれしいです。

２ヶ月の インターンシップを終えて

　私は今、議員インターンシップのスタッフになっています。なることを決めた理由は、運営側という大変な環境で揉まれることで、自分をもっと大人にして、たかよ、わか、あや、けいご、栗山さんを見返したいと思ったからです。これからの半年で、自分をどこまで成長させることができるのか、っていう自分への挑戦です。みんなを見返せるくらい、もっと大人になって、いい男になることが、自分自身というものを気付かせてくれた栗山さんと４人への恩返しだと思っています。そして、知奈美さんが自分たちを卒業するまで支えてくれていたように、今度は私が知奈美さんみたいなスタッフになって、インターン生を支えていけるよう頑張りたいと思います。
　
　２ヶ月かけて、自分自身というものに気付かせてくれて、更に向上心まで持たせてくれた栗山さん。２ヶ月、俺のくだらないボケ等に付き合ってくれつつも、常に刺激を与えてくれ続けて、厳しいことも言ってくれて、何でも聞いてくれた、たかよ、わか、あや、けいご。２ヶ月ずっと支えてくれた、知奈美さん。
　ほんとうに、ほんとうに
　ありがとうございました。
　もっと大人になって、また戻ってきます。