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関西学院大学総合政策学部2回生
私が高校3年生の時、教育実習で母校に戻ってきた教育実習生と話す機会がありました。その時に、「議員インターンシップっていうのがあって・・・」という話を聞き、初めて議員インターンシップというものを知りました。以前から公のことや政治に興味があった私は、生の政治だけでなく、政治に関わる人(議員など)と接触できる良い機会だと思い、当時からこの議員インターンシップをしようと心に決めていました。
また、就職活動が始まる大学3回生を目前にし、普段の私はどのように評価されるのか興味がありましたし、社会に出た時に、より良いパフォーマンスで社会に貢献するために、私自身が広い視野を持ち、沢山の人脈を持ち、沢山の経験をしていなければならないと思っていました。
携わった活動は本当に沢山ありました。その活動過程や結果に満足のいかないことがほとんどでしたが、『私がどこまでできるのか』ということを再確認することができました。私が物事に取り組む時、時間という制約がある中で、最大のアウトプットをするためには、綿密な事前準備を要すると身にしみて感じました。さらにそのためには、目的的に動くことが重要なのだと知りました。
私は比較的、自分の意見を押すことが多いのですが、ここでは周りの意見を聞くことを要求されました。いつもは、自分でこれは聞いといたほうがいいなという感じで調節するので、指摘された時はものすごくやりにくかったです。しかし、その切り替えが出来るようにならないと、色々な人間関係の中でやっていくのは難しいのではないかと思うようになりました。
栗山さんの行動のすべてに共通していたのは、すべてに100パーセントの力を注ぎ、すべてに100パーセントの結果を求める姿勢です。ここまでやる大人を生で見たのは初めてでした。私は今まで、何かが欠けているものに魅力を感じてきましたが、栗山さんを見て、『こんな人生もありだ、魅力的になりうるのだ』と思うようになりました。
「一流」であることの意味を少し理解できたのではないかと思います。そして、それを達成するには、正しい感覚や常に上を志す姿勢、また細部にわたる気遣いが必要なのだと感じました。また、他人との関わり方も、結果に大きく影響してくると感じます。仕事を、面倒なものだとかマイナスの意味で捉えるのではなく、自分の100パーセントでこなすパフォーマンスとして捉えることで、意識が大きく変わる事を学びました。
栗山さんがインターンの初日に私に言った言葉があります。
「自分をさらけ出して、遊びも楽しめるような人間が一流や」。
「普段、自分と一緒におらんようなやつらにも『貴世サイコー』って言われるようになったら、貴世は一流や」
というものです。ちょうどその時期に、考えていたことと重なり、ギクっとしましたが、ここまで見透かす彼に私は驚き、恐怖さえも覚えました。
初日から私の価値観の変化は始まっていました。栗山さんと出会って変わった部分は、自分が求める自分の中の「一流」とはどのようなものかを追求することが多くなったことです。よりクリアになりました。というより、栗山さんが全力でクリアになるように仕向けてくださいました。物事の判断力だけでなく、人を見る目にも長けているのだと思います。そんな栗山さんと、そして第14期インターン生と毎日のように関わり、同じ時間を共有でき、このタイミングで、この年齢で、この場所で…、すべてのことが重なり合ったからこそ得られた仲間や経験は、私の宝物です。
この2ヶ月間は私にとって本当に貴重でした。これからも自分を見つめ続け、栗山さんの時間をはじめ、この2ヶ月で費やしてきた多くのものを無駄にせず、生きていきたいと思います。ありがとうございました。