兵庫県議会議員 くりやま雅史
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インターンインターン生の声11期生宮部 俊明

宮部 俊明(みやべ としあき)

大阪市立大学 文学部5回生

『色々なことに涙した2ヶ月間』


 どう書き始めたらいいかわからないので、まずはインターンに参加した動機から…。

 僕が議員インターンに参加した動機は、「人と一緒に仕事をする」という経験がしたかったからです。卒業論文の提出が5時間遅れたという理由で留年し、5回生である自分は、人より1年多く就職活動をすることになるのですが、その過程で一冊の就活本に出会います。

 そして、その本の中に出て来る学生さんたちに比べて、自分の経験の乏しさ=学生生活の薄っぺらさを思い知らされたわけです。これがショックだったんですね…。

 自分に自信が持てなくなって、就活も結局うまくいきませんでした。今思うと、自分で自分の事を好きじゃないのに、企業に対して好きになってくれとは言えなかったんだと思います。

 そんな自分がいやで、就職活動より先に自分を変えるということをしたいと思い、色々自分に足りないものはあったのですが、特に「人と一緒に仕事をすること、その中で自分のできることでチームに貢献していくこと」という経験をしようと思いました。それが僕のインターン参加動機でした。

 そうして参加した栗山インターンは、一言で言うと「泣けるインターン」だったと思います。

 まず初めは、自分の能力の無さが悔しくて泣きました。考える力の無さ、チームで仕事をするということの難しさ、乏しいアイディア、そしてインターンを通じて気づかされた、自分が人の気持ちを感じ取ることのできない人間であるという事実。

 今でも阪急電車に乗ると、あの時他のお客さんに見られないようにドアのところに立って、窓のほうを向いて涙ぐんでいた事を思い出します。

 次は、「仲間」と呼べる存在ができたこと。朝から晩までインターンをやり、その後家でも徹夜で仕事をして、午前4時にメンバーにメールを送ったら、午前4時2分に返信がありました。そして、今まで人と本音で話すということができなかった自分が、人とぶつかることを避けてきた自分が、みんなのおかげで思っていることを口に出せるようになり、ぶつかり合いながらも分かり合えるようになりました。

 そして、インターンの卒業式の日。今まで小中高の卒業式や、大学で4年間やった部活動の引退のときですら泣かなかった自分が、2ヶ月のインターンを思い返して、自分でもなぜだかよくわからないけれど涙が止まらなくなりました。

 議員インターンの2ヶ月間は、今振り返っても自分の人生でこんなにも泣いた経験は無いというぐらい、色々なことに涙した2ヶ月間だったと思います。

 以上が僕のインターンですが、おまけにその後のエピローグを…。

 この文章を書いているのがインターン終了から3週間後です。就職先を決めないままインターンに参加していた自分は、今は当然のように就活に忙殺されているんですが…。

 インターン参加以前と比べて、変化が2つ。
 1つ目が、自分に自信を持てるようになったこと。インターンでの苦労や、少しは成長した自分、そして何より本音で語れる仲間ができたことで、今は前より自分のことが好きになって、前向きに、そして楽しく就職活動ができるようになりました。

 2つ目が、自分がどういう人生を生きたいのかが見えてきたこと。インターン卒業の日に、感動していっぱい泣けたことから、感動して泣くのってすごく気持ち良いんだと気づき、「いっぱい感動して、いっぱい泣ける人生」を生きたいと思えるようになりました。そしてその手段として、自分のやりたいことというのがあって、その手段として就職して働くというものを捉えられるようになりました。

 最後になりましたが、一緒に栗山インターンで濃ゆい時間をすごした仲間たち、そしてそんな僕らにお金と、時間と、何より情熱をかけてくれた栗山さんに、感謝したいと思います。
 
 本当にありがとうございました。 

前兵庫県議会議員 くりやま雅史 - インターン/インターン生の声/11期生/宮部 俊明

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