兵庫県議会議員 くりやま雅史
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政治への想い“くりやま雅史”が市議会議員になるまで。

“くりやま雅史”が市議会議員になるまで。

会報誌KURIX特別版2(2006年12月)掲載

 今から約4年前の平成15年4月。この西宮市の市議会議員を選ぶ選挙がありました。覚えていらっしゃるでしょうか?
 選挙が実施された平成15年4月27日。私はズブの素人ながら、政治に対する熱い志と西宮市への貢献を胸に28歳で初出馬しました。政治活動を始めたのはその3ヶ月程前の1月15日でした。


 「選挙を勝ち抜く」という目標のために、まずは多くの市民の皆さんの声を訊かなければならないと考え、市内全域を自転車で廻りました。厳しい冬でしたので、時には寒さで手の甲から血を流したりしました。また「この活動がどれだけ浸透しているのか全くわからない」と不安になって、寒い冬空の下で涙を流す時もありました。そんな中でも、自分という存在を通じて、西宮市で何かができるはずだと信じて、必死で活動をして参りました。 選挙は7日間中5日が雨でしたが、朝から晩まで、また自転車で走り続けました。しかし、どんなに今まで精神的、肉体的に辛い活動をしていても、当選の報を聞く数秒前まで、不安を拭い去ることはできませんでした。

「市民はこんなオレを市議会議員にさせてくれるのだろうか」と。


 選挙が終わった日の翌日、つまり投票日の朝。選挙事務所には誰もいませんでした。戦い終わったこの事務所に、数時間後、「喜びか悲しみ」の報が届き、「支援者の皆さんを一喜一憂させてしまうことになるんだ」と思いながら、静かに事務所内の整理を始めていました。
 そして、自らへ一票を投じた後、私を支えてくれた親しい仲間に私はこう漏らしました。

「これだけの活動をやってきたのだから、もう落選してもいい。」

 当選か落選かどうかは関係なく、私はただこの西宮市に貢献したい思いだけを訴え、そして多くの友人や家族、支援者に支えられて戦って来れたことが誇らしく、清々しい気持ちになっていました。やけっぱちな気持ちではなく、自分の選んだ道、信じた道に後悔がまったくなかったのです。


 そんな気持ちの中、開票が始まり、結果として4,004票を頂戴することができ、第3位で当選することができました。どこの馬の骨かもわからない「28歳の若造」に、多くの市民の皆さんは大きな期待をかけて下さいました。私に投票してくださった4,004人(うち1人は自分ですが)のお顔やお名前を全て知ることはできないのですが、とにかく全ての市民の皆様方に、ただただ感謝の気持ちを心の中で叫ぶしかありませんでした。と同時に、この期待を裏切らぬよう、この初心を忘れぬよう、これからの4年間、必死で頑張らなくてはいけないというプレッシャーをヒシヒシと感じるようになりました。


 …そして今、とうとう任期の4年目を迎えました。私はこれまでずっと、「4,004人の期待にしっかりと応え、活動出来ているのか」と自問自答を繰り返してきました。しかし、その評価がどうであれ、私は次の選挙で審判が下されることになります。

 さて、市民のみなさん。ここで一つ大事なことを確認させてください。
 皆様方の一票、一票は大変重要な権利であります。その一票を、

「なぜ“くりやま雅史”に入れてくださったのですか?」

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